MUKU-DATA  ブラウンアッシュ ASH BROWN 6/4(=38mm) L=8~16F

ブラウンアッシュ・・
何ぞや?それ?
約半年前にこの「ブラウンアッシュ」って言葉を耳にして
聞けば、ホワイトアッシュの偽芯の部分を仕分けしてセレクトされた材との事。
ホワイトアッシュ自体、現地挽き平割材しか扱ったことがなく丸太を製材した事がないのだが
通常は材面は白
時々板目中心付近に削るとチラリと色の濃い芯部分が混じったりすることがあったので
偽芯?
ホワイトアッシュ自体赤身と白太の区別が付き難い、白い木なのかなぁ・・と思っていた。
芯材なのか偽芯なのかはわからないが、
製材時の仕分けの際に現地では選別させているとの事で、
んじゃ、仕分けされた芯の入ったホワイトアッシュのブラウンが出来たら頂戴って事で
頼んでいたものが入荷してきた。
材の選定の際、その名前、響きってのは少なからず影響するかと思う。
ダオ、モンキーポッド、ビリンガ、・・・ 初めて耳にした頃はなんだかなぁ・・って感じることがあるが
木自体が広く流通して認知されるとモンキーPも今や普通になっていく。
(モンキーPが嫌で当時はレインツリーなんて言っていた、そっちの方が情緒があって響きが良いように感じたから)
その点、個人的にはブラウンアッシュは響きがいいかと思う。
目の邪魔にならないようにあっさりとまとめるにはホワイトアッシュ、
少し表情に変化を与えるのならブラウンアッシュ
使い分けもできそうです。
もう10年以上も前に建築家が雑誌を持ってきてこの床材と同じ表情のものないかなぁ・・
ってのがホワイトアッシュの芯が噛んでいたもの。
Wアッシュの平割材梱包を取寄せても木裏に少しだけ色の違った芯部分が入っている程度で
お応えすることができなかったことを思い出した。
「Species : ASH,BROWN」っていう存在を知っていればその時叶ったのにねぇ・・
巾ハギ材の天板、カウンターなんかにもいいと思うし、
t38mm から10mm位に挽いて壁面材にもイケるかと思う。

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